橋本幸枝ショパン全曲シリーズ「フレデリックの旅」始まりました!
コンサートレポート
2021.07.02
一人の作曲家の作品を集中して取り上げることをピアニストとしてのライフワークとしている橋本幸枝が2021年からショパンに取り組んでいます。
37年の短い生涯で作曲された数多くの名曲、19世紀激動のヨーロッパの中で時代に翻弄されながらワルシャワ、ウィーン、パリと活動拠点を転々としていったショパン。このシリーズではそんなショパンの生涯をなぞるように解説も交えながらコンサートを進めてまいります。
その第1回公演が6月20日(日)にヒビキミュージックサロンリーヴズで開催されました。お客様と一緒に理解を深めて行こうと橋本幸枝自身による解説書を配布。
マズルカ、ノクターン、ワルツ、エチュードとショパンの世界観を充分に味わえるコンサートなりました。
長い旅路の始まるですが、応援していただければ幸いです。
次回は8月1日(日) ソロに加えヴァイオリン奏者とチェロ奏者をゲストに迎えショパンでも演奏機会の少ない室内楽を取り上げます。
第2回チケットはこちら
<演奏曲目>
■4つのマズルカ 1830〜32年第1番 クヤヴィアクとマズル、第2番 クヤヴィアク
第3番 マズルとオベレク、第4番 オベレク
■3つのノクターン 1830〜33年
第4番 アンダンテ カンタービレ、第5番 ラルゲット
第6番 レント
■ワルツ
第13番 モデラート 1829年、第17番 遺作 1827〜30年頃
第16番 遺作1827〜30年頃、第1番「華麗なる大円舞曲」1833年
■変奏曲 パガニーニの思い出 1829年
■エチュード 作品10 全曲 1829〜33年
第1番 アレグロ ハ長調、第2番 アレグロ イ短調
第3番 レント マ ノントロッポ「別れの曲」ホ長調
第4番 プレスト 嬰ハ短調、第5番 ヴィヴァーチェ「黒鍵」変ト長調、第6番 アンダンテ 変ホ短調、第7番 ヴィヴァーチェ ハ長調、第8番 アレグロ ヘ長調
第9番 アレグロ モルト アジタート ヘ短調
第10番 ヴィヴァーチェ アッサイ 変イ長調
第11番 アレグレット 変ホ長調
第12番 アレグロ コンフォーコ「革命」ハ短調
★アンコール
ショパン:カンタービレ
オッフェンバック:天国と地獄
本人コメント入り動画はこちら
https://youtu.be/6DmYh25LAnM