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心に響くショパン:橋本幸枝ショパン全曲シリーズ第10回終演

コンサートレポート

2022.07.31

ピアニスト橋本幸枝さんがショパン全曲に取り組むシリーズ「フレデリックの旅」は第10回を終演いたしました。
酷暑の中のご来場誠にありがとうございました。
今回は1836年~1840年 27歳から30歳の頃の作品を取り上げました。ジョルジュ・サンドとの暮らし、自らを蝕む病 陰陽交じり合う日々の中でも創作意欲は衰えていない、そんな作品たちです。
プログラムメインの「24の前奏曲」は音楽家として使命感の中で創作され、その完成は自身につながり後期への傑作を生み出す源となっています。
全曲演奏の機会が少ない「24の前奏曲」。橋本幸枝さんの演奏は力強くもありロマンチックでもありまた劇的でもありました。 この曲の調性配列のからくりも専門知識がない方でもわかりやすい解説がありショパンの緻密な設計をあらためて興味深く感じることが出来たと言えます。
シリーズも残すことあと3回、後期の傑作が待っています。引き続き応援してくださいませ。
また情報としてシリーズ終了後来年の早い時期に皆様の好きなショパンを演奏する「リクエストコンサート」も計画しています。
こちらも詳細情報をお待ちください。
■プログラム ♪4つのマズルカ op.33 1837〜38年(27〜28才)  
第22番 嬰ト短調 マズル、クヤヴィアク  
第23番 ニ長調 クヤヴィアク、マズル、オベレク  
第24番 ハ長調 クヤヴィアク、マズル  
第25番 ロ短調 クヤヴィアク、マズル
♪ワルツ第5番「大円舞曲」変イ長調 op.42 1840年(30才)
♪2つのノクターン op.37 1838〜39年(28〜29才)
第11番 ト短調  
第12番 ト長調
♪スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31 1837年(27才)
♪24の前奏曲 op.28 1838〜39年(28〜29才)
★アンコール ♪J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調 より前奏曲



2022.07.31 ヒビキミュージックサロンリーヴズ

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