スクリャービンにどっぷり浸かったコンサート

本日は酷暑の中若林里紗ピアノコンサートにご来場いただき誠にありがとうございました。
生誕150周年のスクリャービンを掘り下げるこのコンサート。スクリャービンをこよなく愛する若林里紗さんの心のこもった演奏会でした。
名前は知っているが難しい、ちょっととっつきにくいという意見もあるこの作曲家の作品はじっくり聴くと、あるいは聴きどころを事前に教わっておくと 美しい旋律や神秘的な和音が魅力的だったりします。
今回は若林さん自身の執筆によるプログラムノートを準備し、解説を交えながらコンサートを進めました。
非常にわかりやすくスクリャービンの魅力を堪能できるコンサートになったと思います。
■プログラム
◎アレクサンドル・スクリャービン（1872-1915）
♪3つの小品op.2 （1887）
♪ピアノ・ソナタ第3番 op.23　嬰へ短調（1897）
第1楽章：ドランマティコ Drammàtico
第2楽章：アレグレット Allegretto
第3楽章：アンダンテ Andante
第4楽章 ：プレスト・コン・フォーコ Presto con fuoco
♪2つの詩曲 op.32 （1903）
♪ワルツ op.38 （1903）
♪8つの練習曲より op.42-4.5 （1902）
♪練習曲op.65-3 （1912）
♪詩曲 焔に向かって　op.72（1914）
★アンコール スクリャービン：24の前奏曲より第5番ニ長調

2022.07.02 ヒビキミュージックサロンリーヴズにて