円熟期の作品に圧倒：橋本幸枝ショパン全曲シリーズ

橋本幸枝ショパン全曲シリーズ「フレデリックの旅II」第8回公演にお越しいただきありがとうございました。
2年目を迎えている当シリーズですが、後期、特に円熟期の作品が登場し始めました。 今回のプログラムは、健康状態は良くないものの創作面では充実していた時期の作品を中心に取り上げ、初期作品とくらべさらにダイナミズムや物語性を感じさせる演奏となりました。
橋本幸枝さんの解説もわかりやすくショパン生涯とそれぞれの時期に誕生した作品を理解しながら楽しむことができます。
次回以降もお楽しみにしてください。

＜第９回は6月26日（日）＞
https://smart-sym.stores.jp/items/624ee8519fe3d77dc41cac04
■プログラム
F.ショパン
♪即興曲第1番変イ長調　op.29 1837年（27才）
♪即興曲第2番嬰へ長調 op.36 1839年（29才）
♪ワルツ第11番変ト長調 op.70-1 1835年（25才）
♪ピアノ・ソナタ第2番「葬送」op.35 変ロ短調
1837〜39年（27〜29才）
・第1楽章　グラーヴェ
・第2楽章　スケルツォ
・第3楽章　葬送行進曲
・第4楽章　フィナーレ・プレスト
♪2つのポロネーズ　op.40 1838〜39年（28〜29才）
第3番　イ長調「軍隊」 第4番　ハ短調
♪2つのノクターン　op.48 1841年（31才）
第13番　ハ短調 第14番　嬰へ短調
♪スケルツォ第3番　op.39 　嬰ハ短調 1839年（29才）
★アンコール
F.ショパン 「春」「ギャロップマルキ」
2022.04.10  ヒビキミュージックサロンリーヴズ