春到来を感じさせる日、情熱と哀愁の音楽が響き渡る
コンサートレポート
2022.03.13
昨日は宇治澤一光ピアノコンサートにご来場いただき誠にありがとうございました。 19世紀末スペイン&フランスの音楽風景というタイトルのとおり、前半はフォーレ、フランク 後半はグラナドスの作品を演奏。フランスとスペインは隣同士の国で音楽家の交流もあります。今回のメインプログラムである「ゴイェスカス」の作曲者エンリケ・グラナドスもその一人。約2年間、パリに留学しロマン派や印象派の影響を受けたと言われています。
「ゴィェスカス」はスペイン下町の愛の物語(悲劇と言えるかな)をピアノで綴っていく組曲で、男女間の会話や情景描写、心の変化がすべてピアノで表現されます。
映画音楽風の美しいメロディ、スペイン独特の舞曲、宗教曲風な旋律など様々な音楽が登場、グラナドス円熟期の最高傑作と言われるだけあり約50分に渡る大曲ですがまさに情熱と哀愁の音楽を最後まで楽しめたと思います。
そしてアンコールは再びフランスにもどりラヴェルの「水の戯れ」、音楽でつながる二つの国を実感できました。
ピアニストの宇治澤一光さんはパリでフランス音楽を学びながらもスペイン音楽も研究中、今回はその成果が存分に発揮できたコンサートでした。
■プログラム
G.フォーレ:バラードop19 嬰へ長調
C.フランク:前奏曲、アリアと終曲
・前奏曲 ホ長調 Allegro Moderato e Maestoso
・アリア 変イ長調 Lento
・終曲 Allegro molto e agitao
E.グラナドス:組曲「ゴイェスカス」~恋するマホたち
<第1部>
1,愛の言葉
2,窓辺の語らい
3,ともしびのファンタンゴ
4,嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
<第2部>
5,愛と死(バラード)
6,エピローグ「幽霊のセレナード」
★アンコール
M.ラヴェル:水の戯れ
2022.03.13(Sun) ヒビキミュージックサロンリーヴズにて
「ゴィェスカス」はスペイン下町の愛の物語(悲劇と言えるかな)をピアノで綴っていく組曲で、男女間の会話や情景描写、心の変化がすべてピアノで表現されます。
映画音楽風の美しいメロディ、スペイン独特の舞曲、宗教曲風な旋律など様々な音楽が登場、グラナドス円熟期の最高傑作と言われるだけあり約50分に渡る大曲ですがまさに情熱と哀愁の音楽を最後まで楽しめたと思います。
そしてアンコールは再びフランスにもどりラヴェルの「水の戯れ」、音楽でつながる二つの国を実感できました。
ピアニストの宇治澤一光さんはパリでフランス音楽を学びながらもスペイン音楽も研究中、今回はその成果が存分に発揮できたコンサートでした。
■プログラム
G.フォーレ:バラードop19 嬰へ長調
C.フランク:前奏曲、アリアと終曲
・前奏曲 ホ長調 Allegro Moderato e Maestoso
・アリア 変イ長調 Lento
・終曲 Allegro molto e agitao
E.グラナドス:組曲「ゴイェスカス」~恋するマホたち
<第1部>
1,愛の言葉
2,窓辺の語らい
3,ともしびのファンタンゴ
4,嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
<第2部>
5,愛と死(バラード)
6,エピローグ「幽霊のセレナード」
★アンコール
M.ラヴェル:水の戯れ
2022.03.13(Sun) ヒビキミュージックサロンリーヴズにて