【中期から後期への間で】

9/27（土）橋本幸枝ベートーヴェン全曲シリーズ第７回開催となりました。多数のご来場誠にありがとうございました。
「熱情」から約３年間のピアノ作品の沈黙から作曲から発表された第24番「テレーゼ」。女性的で優しく繊細な心をもった愛のうたのような旋律が美しく響きました。そして並行して作曲された「告別」。パトロンでもあり尊敬する友人でもあるルドルフ大公がとの別離を描いたこの作品は非常にスケール感のある壮大な演奏となりました。
この２曲を始め同時期に作曲された第25番、第27番を演奏。 これらは後期へむけての試みが見られ、さらにはロマン派に近づいている気配が感じる作品群でした。
次回11月２３日（祝）はいよいよ「ハンマークラヴィーア」の登場です
第８回チケットはこちら
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■第7回プログラム
L.V.ベートーヴェン：ピアノソナタ
♪第２４番嬰ヘ長調「テレーゼ」Op.78　
♪第２５番ト長調Op.79
♪創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO80
♪第２６番変ホ長調「告別」Op.81-a
♪第２７番ホ短調Op.90

★アンコール ♪F.ショパン：ノクターン第3番

2025.9.27　プチエルにて