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【ピアノと朗読で綴られた美しい平安絵巻】

コンサートレポート

2025.05.25

「第3回ピアノと朗読で綴る光源氏をめぐる女性たち」は5/20(火)終演いたしました。お忙しい中お運びいただきまして誠にありがとうございました。
今回は「若紫」「朧月夜」「花散里」の3人の女君が登場、今後の光源氏の人生の転機となるエピソードが繰り広げられました。
源氏と若紫が契りを結び関係性が変化を迎える非常にデリケートな場面、朧月夜との逢瀬を重ねる二人、ある日密会が露見してスキャンダルに発展してしまうスリリングな場面。そして我が人生を憂い、浮世が厭になる光源氏が訪れる花散里との静かな語らいの場面。 美しいピアノと朗読を交互に登場させながら、動静合わせもったこれらの物語を紡ぎ出していきました。シリーズ3回取り組んであらためて源氏物語の世界の魅力、谷崎潤一郎の訳文の美しさに感銘を受けました。
終演後のお客様の温かい拍手はまた次回への糧となりました。
ピアノ演奏だけでなく選曲、朗読箇所の抜粋まですべてこなしてくださった上野山絢子さんの企画力は素晴らしいです。モンポウやグラナドス、セヴラックなどの西洋の作品がイメージを膨らませてくれます。

次回11月11日(火)にまた江戸堀コダマビルで開催予定です(ポッキーの日らしい) 明石の君との出会いが待っていますよ。是非お越しください!

★出演
ピアノ・企画:上野山絢子、朗読:田中幸成
(ピアノ&朗読ユニット「詩結~うたむすび」)

★ピアノソロプログラム
♪J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988より「アリア」
♪モンポウ:“風景”より第1曲「泉と鐘」
♪モンポウ:「歌と踊り」第2番
♪セヴラック:お祖母さまがなでてくれる
♪セヴラック:ロマンティックなワルツ
♪グラナドス:スペイン曲集より ガランテ又はメヌエット
♪プーランク:クロード・ジェルヴェーズによるフランセーズ
♪モンポウ: 内なる印象より 哀歌 第3番
♪シベリウス: “樹木の組曲”より「もみの木」
♪サティ:4つのオジーヴより第一番

★朗読台本 谷崎潤一郎新々訳「源氏物語」(中公文庫) 
第1巻 『花宴』 『葵』 『賢木』 『花散里』 より 第2巻 『須磨』 より

2025.5.20 江戸堀コダマビルにて

 

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