【1/25(土)「午後のティータイムバロック」終演しました】
コンサートレポート
2025.01.27
【1/25(土)「午後のティータイムバロック」終演しました】
少し暖かい日が続いたあと急に冷え込んだ土曜日の午後となりました。ご多忙の中また、厳しい寒さの中ご来場いただき誠にありがとうございました。
<バッハ親子と名付け親テレマン>というテーマで企画したこのコンサート。バロック時代を築いた代表的な3人の作曲家の作品、わかりやすい解説も交えながら演奏いたただいた上野山さんのチェンバロは素晴らしく作風の違いを存分に楽しんでいただけたと思います。
特に前半の最後を飾ったJ.S.バッハの息子であるカール・フィリップ・エマニュエル・バッハ「ヴュルテンベルクソナタ第1番」は父の指導、テレマンから受け継いだ様式を活かしながら、ハイドンやベートーヴェンに引き継がれていったバロックから古典への時代の橋渡しのような位置づけにある聴きごたえのある作品でした。
休憩時間にはお茶と小菓子をご用意させていただき、お客様同士の語らいの時間のあと後半は筆者が朗読を担当させていただいたフランス組曲第4番とグリム童話「ラプンツェル」のコラボ企画で幕開け。
”バッハの作品とグリム童話とのコラボはなかなか素晴らしい発想ですね”というお言葉もいただきありがたい限りです。
最後はテレマンで締め。チェンバロソロ作品と、今回ゲストでお越しいただいたリコーダー長井舞さんとのデュオを続けけて聴くことで、またテレマンの面白さを感じることができました。リコーダーとのデュオは親しみやすく美しい楽曲で微笑ましくなってしまいます。
3人の偉大な作曲家の作品、二段チェンバロの美しい響き、演奏者の素晴らしい表現力。外は冷たい風が舞っていましたが会場は暖かい雰囲気の中でコンサートを終えることができたと思います。
■プログラム
J.S.バッハ フランス組曲 第4番変ホ長調 BWV815 より
アルマンド クーラント サラバンド
G.P.テレマン クラヴサンのための36のファンタジアより第2番TWV33:2
C.P.E.バッハ ヴュルテンベルク・ソナタ第1番イ短調Wq49/1
第1楽章 モデラート
第2楽章 アンダンテ
第3楽章 アレグロ アッサイ
J.S.バッハ フランス組曲第2番と朗読による「ラプンツェル」(グリム童話より)
(フランス組曲第2番ハ短調BWV813より アルマンド クーラント エア サラバンド)
G.P.テレマン クラヴサンのための36のファンタジアより第7番TWV33:7
【リコーダーとのデュオ】
G.P.テレマン 小室内楽パルティータ第2番 ト長調TWV41:G2より
シチリアーナ
第1アリア アレグロ
第2アリア アレグロ
第6アリア メヌエットのテンポで
★アンコール J.S.バッハ/グノー:アヴェマリア
■演奏 チェンバロ:上野山絢子 リコーダー:長井舞 朗読:田中幸成
■チェンバロ
久保田彰氏制作。フランドル・ルッカース様式の2段チェンバロ
2025.1.25 Salon de ぷりんしぱる にて
少し暖かい日が続いたあと急に冷え込んだ土曜日の午後となりました。ご多忙の中また、厳しい寒さの中ご来場いただき誠にありがとうございました。
<バッハ親子と名付け親テレマン>というテーマで企画したこのコンサート。バロック時代を築いた代表的な3人の作曲家の作品、わかりやすい解説も交えながら演奏いたただいた上野山さんのチェンバロは素晴らしく作風の違いを存分に楽しんでいただけたと思います。
特に前半の最後を飾ったJ.S.バッハの息子であるカール・フィリップ・エマニュエル・バッハ「ヴュルテンベルクソナタ第1番」は父の指導、テレマンから受け継いだ様式を活かしながら、ハイドンやベートーヴェンに引き継がれていったバロックから古典への時代の橋渡しのような位置づけにある聴きごたえのある作品でした。
休憩時間にはお茶と小菓子をご用意させていただき、お客様同士の語らいの時間のあと後半は筆者が朗読を担当させていただいたフランス組曲第4番とグリム童話「ラプンツェル」のコラボ企画で幕開け。
”バッハの作品とグリム童話とのコラボはなかなか素晴らしい発想ですね”というお言葉もいただきありがたい限りです。
最後はテレマンで締め。チェンバロソロ作品と、今回ゲストでお越しいただいたリコーダー長井舞さんとのデュオを続けけて聴くことで、またテレマンの面白さを感じることができました。リコーダーとのデュオは親しみやすく美しい楽曲で微笑ましくなってしまいます。
3人の偉大な作曲家の作品、二段チェンバロの美しい響き、演奏者の素晴らしい表現力。外は冷たい風が舞っていましたが会場は暖かい雰囲気の中でコンサートを終えることができたと思います。
■プログラム
J.S.バッハ フランス組曲 第4番変ホ長調 BWV815 より
アルマンド クーラント サラバンド
G.P.テレマン クラヴサンのための36のファンタジアより第2番TWV33:2
C.P.E.バッハ ヴュルテンベルク・ソナタ第1番イ短調Wq49/1
第1楽章 モデラート
第2楽章 アンダンテ
第3楽章 アレグロ アッサイ
J.S.バッハ フランス組曲第2番と朗読による「ラプンツェル」(グリム童話より)
(フランス組曲第2番ハ短調BWV813より アルマンド クーラント エア サラバンド)
G.P.テレマン クラヴサンのための36のファンタジアより第7番TWV33:7
【リコーダーとのデュオ】
G.P.テレマン 小室内楽パルティータ第2番 ト長調TWV41:G2より
シチリアーナ
第1アリア アレグロ
第2アリア アレグロ
第6アリア メヌエットのテンポで
★アンコール J.S.バッハ/グノー:アヴェマリア
■演奏 チェンバロ:上野山絢子 リコーダー:長井舞 朗読:田中幸成
■チェンバロ
久保田彰氏制作。フランドル・ルッカース様式の2段チェンバロ
2025.1.25 Salon de ぷりんしぱる にて