ピアノとリコーダーのデュオコンサート来春開催!
お知らせ
2024.11.09
10月にチェンバロとリコーダーのデュオで古楽の魅力を表現した二人が、来春ピアノとリコーダーで現代音楽に取り組みます!
ピアノは上野山絢子さん、リコーダーは長井舞さん。 テーマは「リコーダーとピアノで愉しむ音の物語」プログラムの中には、おとぎ話や恋物語が関連していて、詩人である作曲家や、童話を題材とした楽曲を制作している作曲家の作品もありましす。 リコーダーとピアノで、その背景にある物語を聴いていただく皆さんに感じていただけたら嬉しいと思っています。少し先になりますがよろしければご予定してくださいませ。 ピアニストの上野山絢子さんからコメントが届きました。
リコーダーとピアノの曲を聴いていただく機会は、まだそう多くないかも知れません。バロック時代の花形楽器として脚光を浴びた楽器、「リコーダー」とピアノ(またハープシコード)のための曲が、再び多く書かれるようになったのは近現代のことです。 その中でも、1900年代に入ってからの曲を今回は選びました。現代曲と言っても、お客様を煙に巻くような奇をてらった表現はなく、シンプルでもありとても洒脱です。むしろロマンティックですらある曲もあります!
そして、このコンサートのプログラムには文学的な要素のある作品もあり、表題を見てすぐわかる「灰かぶり姫のおとぎ話」の他、イギリスのドビュッシーとも言われたシリル・スコットの「オーバード」なども、タイトルになっているオーバードは日本語では「朝の歌」という意味になり、文学的には明け方に別れを惜しむ恋人たちの韻文詩のスタイルのことでもあります。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の有名な朝の別れなどはまさにこの朝の別れのシーンです。 そのような情景に思いを馳せて聴いていただくと、曲の味わいも深まるような気がします。
長井さんのリコーダーの洗練された表現力とのカップリングで演奏を出来ることは、ピアノ弾きとしてもとても嬉しく楽しみなコンサートです。 長井舞さんと私の奏でる物語をどうぞ皆さま楽しみにいらして頂けたら幸いです。
■日時:2025年3月22日(土)14:00開演(13:30開場)
■場所:ヒビキミュージックサロンリーヴズ
■演奏 上野山絢子(ピアノ)長井舞(リコーダー)
■プログラム
♪青島広志:ソプラノリコーダーのための古典舞曲集より 「花売りの少女」 「ゴンドラを漕ぐ男」 ♪C.ハンド:ソナタ・ブレーヴェ
♪C.スコット:オーバード
♪Z.ザフラドニーク:灰かぶり姫のおとぎ話 他
■チケット
一般 3500円(自由席) 学生 2000円(自由席)
スマートシンフォニーオンラインで発売中
https://smart-sym.stores.jp/
★出演者のSNS等でもご予約受付けております
■主催・お問い合わせ
株式会社スマートシンフォニー
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