コメントが届きました!奥野由紀子&縄稚誠デュオコンサートの聴きどころ
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2024.11.03
ピアニスト縄稚誠さんより。今回のプログラムの聴きどころコメントが届きました。非常にわかりやすくコンサートに行きたくなります!
ご予約はこちら
https://smart-sym.stores.jp/items/669e650129403902bfb7aa49
<以下コメント>
ドビュッシーの小組曲はオリジナルのピアノ連弾盤を始め、様々な場面で演奏されるポピュラリティーの高い曲ですけれども、フルートとの演奏は初めてで、どのような響きになるのか今からワクワクしております。
シューベルトの主題と変奏は、悲しくも美しいシンプルな主題をもとに、シューベルトが作曲家としての卓越さを余すとこなく盛り込んだ力作です。フルートとピアノが交互に名人技巧的にメロディを奏する様はまさに競演もいえるでしょう。フルートとピアノそれぞれの楽器の魅力をどこまで引き出せるかご注目ください。
ライネッケのウンディーヌもフルートとピアノの掛け合いが絶妙で、それぞれが単独でメロディーを奏でるだけでなく、互いに応答し補完し合い、神秘的で幻想的な物語をつむいでいきます。
聴きどころはスケルツォ風の二楽章に突如現れる世にも美しい主題です。その主題は終楽章の最後に回想されますが、激しい激情と美しい切なさの対比がこの曲の最も魅力的な部分だと思います。つまり相反する二つ、正と負、光と影、現代風に言うとツンデレの要素をどこまで引き出せるかが今回の演奏の鍵だと思います。
縄稚誠
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ドビュッシーの小組曲はオリジナルのピアノ連弾盤を始め、様々な場面で演奏されるポピュラリティーの高い曲ですけれども、フルートとの演奏は初めてで、どのような響きになるのか今からワクワクしております。
シューベルトの主題と変奏は、悲しくも美しいシンプルな主題をもとに、シューベルトが作曲家としての卓越さを余すとこなく盛り込んだ力作です。フルートとピアノが交互に名人技巧的にメロディを奏する様はまさに競演もいえるでしょう。フルートとピアノそれぞれの楽器の魅力をどこまで引き出せるかご注目ください。
ライネッケのウンディーヌもフルートとピアノの掛け合いが絶妙で、それぞれが単独でメロディーを奏でるだけでなく、互いに応答し補完し合い、神秘的で幻想的な物語をつむいでいきます。
聴きどころはスケルツォ風の二楽章に突如現れる世にも美しい主題です。その主題は終楽章の最後に回想されますが、激しい激情と美しい切なさの対比がこの曲の最も魅力的な部分だと思います。つまり相反する二つ、正と負、光と影、現代風に言うとツンデレの要素をどこまで引き出せるかが今回の演奏の鍵だと思います。
縄稚誠