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【ご来場御礼:連弾の魅力をとことん楽しむ】

コンサートレポート

2024.04.22

4月20日安達萌&大西真衣ピアノデュオコンサート終演いたしました。数多くご来場いただき誠にありがとうございました。
お二人ともソロ活動や室内楽で大活躍ですが共演は初めて。連弾は単に2手が4手になるだけでなく音楽的にはそれ以上の広がりを楽しむことができます。
今回は連弾オリジナルから管弦楽作品の編曲ものまで魅力あるプログラム構成といたしました。東欧の香りたっぷりのスラブ舞曲で幕を開け、没後100年となるフォーレのドリー組曲はフランス音楽独特の光と影のコントラストを表現。前半最後のラフマニノフでは、連弾だから出せる重厚感でロシア音楽の深さを聴きました。終曲の「讃歌」は終盤に向けてのクライマックスは息をのむ迫力でした。
後半はヨハン・シュトラウスの「こうもり」幕開け、まさに第2幕の始まりにふさわしい作品でした。オーケストラに負けない演奏です。続くマーラーは当社5周年記念シリーズで「5」にちなんだプログラム。ピアノや室内楽メインのサロンコンサートではほぼ演奏されない作品ですが、連弾譜を発見したので演奏したいただきました。比較的激しい曲が多いプログラムの中で非常にしっとりとしたひと時となりました。
最後のプログラムはこちらも管弦楽作品の名曲ボロディンの「ダッタン人」の踊り、ちょっと変わった編曲で演奏者にとっては超難編曲であったとのことです。
フィナーレに向かう推進力はド迫力でお二人のパフォーマンスは最高潮に達したと言えます。
アンコールはバッハ「主よ人の望みと喜びを」で静かな雰囲気での終演となりました

■プログラム
♪A.ドヴォルジャーク:「スラヴ舞曲集」
  第1集よりop.46-1,46-3、  第2集よりop.72-2
♪G.フォーレ:組曲「ドリー」より
  第1曲 子守歌 (Berceuse)、第2曲 ミ・ア・ウ (mi-a-ou)
  第4曲 キティーヴァルス (Kitty-valse) 第6曲 スペインの踊り (La pas espagnol)
♪S.ラフマニノフ:6つの小品 op.11 より
  第1曲 舟歌 (Barcarolle)、第2曲 スケルツォ(Scherzo)
  第4曲 ワルツ (Valse), 第6曲 讃歌 (Slava)
♪J.シュトラウスII世
  「こうもり」序曲 (連弾版/後藤 丹 編)
♪G.マーラー
  交響曲第5番 第4楽章"アダージェット"(連弾版) 
  ♪A.ボロディン
  歌劇『イーゴリ公』より「ダッタン人の踊り」
              (連弾版/Jonathan Scott 編)
★アンコール
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びを

2024.04.20 ヒビキミュージックサロンリーヴズにて





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