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初共演の3人が室内楽の魅力を熱く表現

コンサートレポート

2023.03.20

3/19(日)ピアニスト大橋美帆さんのトリオ初挑戦に同じ京都市立芸術大学卒業の久津那綾香さん(ヴァイオリン)、西本慶子さん(チェロ)の二人ががっちりサポートして 素晴らしい演奏会となりました。皆様のご来場誠にありがとうございました。
古典派を代表するハイドンに始まり、フランスの女性作曲家タイユフェールのピアノトリオ。演奏機会の少ない作品ですが、フラン音楽独特の色彩感あふれる美しい楽曲でした。 第2部最初はジョージア(旧グルジア)の作曲家アザラシビリィのノクターン。最近様々な編成で演奏されることが多いですが非常に美しい旋律が印象的な作品です。
そして最後はフォーレのピアノ三重奏曲。初演100周年となるこの作品はフォーレ最晩年の作品で肉体の衰えと病に苦しみながら書かれ、音楽人生の締めくくる執念のようなものを感じる傑作。初共演の3人は熱い演奏を繰り広げました。

■プログラム
♪F.J.ハイドン
 ピアノ三重奏曲第32番 ト長調 Hob.XV:32
第1楽章 Andante
第2楽章 Allegro

♪G.タイユフェール:ピアノ三重奏曲
第1楽章 Allegro animato
第2楽章 Allegro vivace
第3楽章 Moderato
第4楽章 Trés animé
♪V.アザラシヴィリ:  2つのヴァイオリンとピアノのためのノクターン

♪G.フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調 op.120
第1楽章 Allegro ma non troppo
第2楽章 Andantino
第3楽章 Allegro vivo

★アンコール
C.サン=サーンス:白鳥(ピアノ三重奏版)

2023.03.19 ヒビキミュージックサロンリーヴズにて









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