室内楽の真骨頂を聴く：MIYABIピアノトリオコンサート

昨日（2/15）雪が舞う豊中で第３回目となるピアノトリオMIYABIのコンサートが開催されました。
厳しい寒さの中、多数のご来場誠にありがとうございました。出演者、スタッフ一同感謝しております。
ショスタコーヴィチ、フォーレ、アレンスキーという３作品を取り上げました。　ショスタコーヴィチ17歳の若き時に書き上げたピアノトリオはこの偉大なる作曲家の片鱗がいたるところに感じられました。そしてピアニスト多川響子さんが個人的に思い入れの強いフォーレ。フランス音楽といわれるカテゴリーの中で、この作曲家独特の世界感が如実に表れる作品であったと思います。そしてアレンスキー、なかなか演奏機会も少ない作品ですが4楽章編成で30分を超す大作です。
非常の美しい旋律が散りばめられ、MIYABIサウンドに最後まで酔いしれる演奏でした。 アンコールはカヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲、ピアノトリオ版で聴くこの作品もまた美しい！

■メンバー
佐久間聡一（ヴァイオリン）上森祥平（チェロ）多川響子（ピアノ）
■プログラム
♪D.ショスタコーヴィチ：ピアノ三重奏曲第1番ハ短調 op.8　
♪Ｇ.フォーレ：ピアノ三重奏曲二短調　op.120
 　第1楽章　Allegro ma non troppo
　 第2楽章　Andantino
 　第3楽章　Allegro viｖo
♪A.アレンスキーピアノ三重奏曲第1番ニ短調 op.32　
　 第1楽章　Allegro moderato
 　第2楽章　Scherzo (Allegro molto)
　 第3楽章　Elegia (Adagio)
　 第4楽章　Finale (Allegro non troppo)

★アンコール
P.マスカーニ：歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」　間奏曲
2023.2.15 豊中市立文化芸術センター小ホール

【お知らせ】
来月（3/7）は東京でもMIYABIサウンドが響きます。首都圏の皆様よろしければ代々木上原のムジカーザまで足をお運びくださいませ。

ご予約はこちら
https://smart-sym.stores.jp/items/63c93bc0e90f9c61c1dd7696